保有技術:溶射以外の表面改質技術ウェットコーティングプロセス
ウェットコーティングプロセスとは
液体化した材料を基材に対して均一に塗布し、乾燥・硬化させて薄膜を得る方法です。複雑な形状にも皮膜形成が可能で、撥水、撥油、親水など表面自由エネルギーをコントロールする皮膜や、環境遮断性を付与する皮膜など、用途に合わせて最適な皮膜を選択可能です。
加工プロセス概念図
tt-koteシリーズ
樹脂・粘着類に対する非粘着性能や撥水・撥油性能が非常に優れたコーティングです。多数のラインナップから使用環境に最適なコーティングを選択することが可能です。
適用例
- コーター周辺部品
- 樹脂成型金型、成形ロール
- 術具関連
コータ/デベロッパのコーターカップ
機能:離型、撥水
術具関連
機能:血液固着抑制
SG-kote
硬質な無色透明薄膜で親水性や環境遮断性が非常に優れたコーティングです。複雑形状への施工も可能で、完全無機質(SiO2系)であるため、耐熱性にも優れています。
適用例
- 半導体製造装置
- ポンプ、配管部品
- 水冷リング
各種配管
機能:耐食
ポンプ部品
機能:耐食