サステナビリティ社会​労働安全衛生

当社は、安全衛生に配慮した働きやすい職場環境の維持向上に努めています。
社員のメンタルヘルスケアにも注力し、より快適で安全に働ける環境づくりを推進しています。

労働安全衛生への取り組み

災害時の安全確保にも注力しています

労働基準法・労働安全衛生法などを遵守し、安全衛生に配慮した、働きやすい職場環境の維持向上に努めるとともに、福利厚生に関する諸制度の充実に努めています。一方、災害に対しての安全確保および被害最小化のための対応を事業所ごとに定めています。

万一の労働災害を未然に防ぐため、全社一丸となり安全衛生対策を強力に推し進めています。
取り組みの一つとして、大阪大学キャンパスライフ健康支援センター特任教授である社外取締役に、健康問題や安全衛生に関する監督とアドバイスをいただいています。

2023年労働安全衛生方針

トーカロ株式会社は「安全はすべてに優先する」を安全衛生管理の基本とし、安全衛生に配慮した『職場環境の維持向上』ならびに『無事故・無災害の達成』に努めるとともに、全ての従業員の健康を維持、増進させるため、明るく働きがいのある人にやさしい職場づくりに取り組みます。

  1. 当社業務にかかわる安全衛生関係法規制および関連する社内規程を遵守すること。
  2. 労働安全衛生活動(点検・パトロール・教育)を継続し、安全衛生意識の向上に努めること。
  3. 5S活動の取組みによる見える化とリスクアセスメントや労働災害の分析を推進することで事故、災害のもとになる危険要因の低減を図るとともに、JISQ45100認証取得を目指す。
  4. 従業員が健全な状態で働けるようメンタルヘルスに十分配慮すること。
  5. 新人への雇入れ時教育を始めとした指導を徹底すること。
  6. 構内協力会社および外注業者の安全活動の促進を図ること。

製造現場での熱中症対策

近年、夏の暑さは厳しさを増し、製造現場の気温は以前より上がりやすく、作業負担も大きくなっています。暑くなればなるほど熱中症の危険性は高まり、従業員の健康に悪影響を及ぼしかねません。
それを予防するため、当社では冷暖房設備の充実に力を入れています。売り上げの5割強を占める半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)加工工場ほぼ全てに導入しており、他の現場においても導入を積極的に進めています。

冷暖房以外の対策としては、業務で発生した熱気や蒸気の屋外への排出、遮熱コートによる屋外からの入熱の低減、大型送風機の設置などを必要な事業所で実施しています。さらに、個人向けの対策としては、水分補給や塩飴での塩分補給の促進、スポットクーラーの設置、空調服の導入なども実施しています。対策を行った現場の作業員からは「作業がしやすくなった」という声が多く、作業の効率化にもつながっています。
しかし、対策がまだまだ十分でない現場もあり、さらなる改善が必要です。今後も当社では、従業員の健康を考え、事業所ごとに適した方法で対策を講じていきます。

メンタルヘルスケアの取り組み

従業員のメンタルヘルスケアとして、法律で義務付けられているストレスチェックを毎年1回実施し、個人へ結果をフィードバックしています。また、会社組織の診断も実施し、組織の課題を抽出して、職場改善に役立てています。
ストレスチェックとは別に、相談窓口を設けています。
2022年よりSOMPOヘルスサポート株式会社と健康経営サービスのサポート契約を結び、産業保健アドバイザーによるメンタル不調者との面談実施が可能になりました。休職しないための予防策として、この面談を活用しています。

安全意識向上のための取り組み

事業所ごとに毎月安全衛生委員会を実施して職場のリスク評価を行い、その結果を従業員にフィードバックしています。委員会で出た情報は隔月で全事業所が参加する全社安全衛生会議で共有をはかっています。また、新入社員に対して安全教育を主とした雇入れ時教育を実施し、併せて外部コンサルタントの指導により職長教育に注力し、安全意識の向上をはかっています。

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