サステナビリティ社会品質・顧客満足

お客さまから信頼される企業を目指し、徹底的な品質管理を行い、高品質な製品・サービスの提供に努めています。
また、お取引先さまとはパートナーシップに基づいた活動を通じ相互発展に努めています。

お客さま満足の向上

お客さまに感動を届けられるよう日々研鑽しています

トーカロの生み出す高付加価値の皮膜は、高レベルの品質管理があってこそお客さまにご満足いただける製品となり、それにグッドサービスが加わることで、感動を覚えていただけるほどの価値を持ったオンリーワンの製品になると考えています。お客さまに真摯な態度で寄り添い、提案から受注、納品、アフターサービスに至るまでのあらゆる機会を捉えて、必要な情報をお伝えするよう努めています。

トーカロは、研究開発とともに品質管理に全力で取り組んでいます。一般的な品質マネジメントシステムであるISO9001や航空宇宙産業向けの品質マネジメントシステムであるJIS Q 9100の運用に加え、品質管理の成果を発表する「QA発表大会」や、新たな研究成果を発表する場である「技術レポート発表大会」を開催し、技術と品質管理の両面から、全社的なレベルアップをはかっています。また、執行役員を本部長とする品質管理本部を設置し、管理体制の強化をはかっています。

トーカロは2017年に神戸医療産業都市(KBIC、神戸市中央区)に本社を移転しており、同地区のメーカーとも連携を取りながら医療分野の市場開拓に注力しています。また、「医療」「環境・エネルギー」「輸送機器」をテーマとする展示会に積極的に出展しており、2023年度は合計4回の出展をはたしました。問題解決企業としてお客さまの課題を捉え、お客さまとともに、より良い製品・サービスが実現出来るよう、積極的に取り組んでいます。

展示会の様子 (2023年度 九州機械要素技術展) 展示会の様子 (2023年度 九州機械要素技術展)
展示会の様子 (2023年度 九州機械要素技術展)
2023年度の出展展示会
  • 第8回セラミックス ジャパン(インテックス大阪)5月
  • 第20回国際水素燃料電池展(幕張メッセ)9月
  • 関西ヘルスケア・医療機器 開発展 2023(インテックス大阪)10月
  • 名古屋グリーンファクトリーEXPO(ポートメッセなごや)10月
  • 第1回九州機械要素技術展(マリンメッセ福岡)11月

VOICE

これまでにない発想を模索し、トーカロならではの提案を

富田 善文(東京工場 営業部 主任)

富田 善文(東京工場 営業部 主任)

私は営業部に所属しており、主に石油化学・電力業界のメーカー様を担当しています。トーカロの技術・商品はニッチであり、お客さまに伝わりにくい部分も非常に多いです。営業の際は、分かりやすく情報を伝えることを意識し、例えを用いるなどの工夫を心がけています。

私の担当先である石油化学・電力業界は近年の社会情勢により、大きな転換期を迎えています。お客さまに対して適切な自社技術や実績を提案するべく、最新の情報を収集しておくのみならず、業界・顧客がどの方向に舵を切るかといった動向の把握も必要であると認識しています。

提案した技術を採用いただいたものの、思うような成果が出ないこともありました。その際、収集した情報を元に「なぜ成果が出ないのか」を分析し、改良の再提案を何度も重ねた結果、無事に成果を出すことができました。お客様からも「ここまで親身に対応してくれるのは、トーカロさんだけだよ」と言っていただき、とても嬉しく感じました。

お客さまのニーズは多様化しており、従来の発想や皮膜だけでは、お客さまの課題解決に繋げられないこともあります。自社の新皮膜の知識をいち早く取り入れることや、既存技術のさらなる応用など、これまでにない発想を模索する姿勢を忘れず、幅広いニーズに対応できるよう努力していきたいと思います。

品質方針

トーカロ株式会社は、表面改質技術を用いて、お客様が満足する製品及びサービスを 迅速に提案・提供し、継続的品質向上に取り組みます。

  1. ユーザーの求める品質を満足する製品を作る。
  2. 品質基準を明確にし、この基準を維持する様に管理する。
  3. 品質目標を設定し、その達成度を評価する。
  4. 品質マネジメントシステムを継続的に改善する。

ISO9001認証取得

全工場で認証を取得しています

当社は品質保証を通じて、お客さま満足度向上と社会的信頼に応えるために、品質マネジメントシステムの継続的な改善を行っています。

ISO 9001の認証取得状況
認証取得工場 認証取得年月 登録番号 登録活動範囲
北九州工場 1998年 7月 JQA-2470 産業機械装置部品、化学工業用装置部品及び液晶・半導体製造装置部品に対する溶射加工
東京工場 1999年 5月 JQA-QM 3344 産業用部品に対する表面処理加工(溶射加工その他周辺技術)
明石工場 1999年 10月 JQA-QM 3810 産業用部品に対する表面処理加工(溶射加工その他周辺技術)
神戸工場 2003年 5月 JQA-QMA 10001 液晶・半導体製造装置部品のZAC処理加工
自動車用部品成形用インサートブロック金型のTD処理加工
倉敷工場 2011年 12月 JQA-QMA 14492 産業用部品に対する表面処理加工(溶射加工その他周辺技術)
名古屋工場 2017年11月 JQA-QMA15690 一般産業用および航空宇宙産業用部品の表面処理(溶射加工)
スクロールできます
品質管理体制
工程 実施事項 登録活動範囲
受注検討
  • ヒアリング
  • 顧客要求事項検討書
  • 事前検証試験
  • お客さまの要求事項実現のためのヒアリングによる情報収集
  • お客さまごとの使用環境を分析
  • 提案
スクロールできます
工程 実施事項 登録活動範囲
受注(加工指示) 加工指令書
  • 図面
  • 購入仕様書
  • お客さまの要求事項を加工指令書へ展開(図面・購入仕様書などの添付)
スクロールできます
工程 実施事項 登録活動範囲
製造
  • 入荷検査
  • 購買プロセス管理
  • 製造プロセス管理
  • 出荷検査
  • 入荷検査(源流管理に基づき、不適合な部品、材料の製造工程への投入防止)
  • 購買管理(選定された購買先から適合品を購入)
  • 製造プロセス(安定した製品品質を提供するため5Mに基づく各施工プロセスを管理)
  • 出荷検査(顧客要求に適合した製品の提供)
スクロールできます
工程 実施事項 登録活動範囲
出荷
  • トレーサビリティ管理
  • 製品識別による施工履歴の管理
スクロールできます
工程 実施事項 登録活動範囲
アフターサービス
  • アフターフォロー
  • 技術・営業・製造のタイアップによる客先へ伺っての品質調査
  • お客さまクレームへの誠実な対応
スクロールできます

JIS Q 9100、Nadcap認証取得(航空、宇宙産業向け)

名古屋工場で航空宇宙産業における権威ある認証を取得しています

JIS Q 9100は高度な品質管理が求められる航空宇宙防衛製品への品質適用に制定されたものです。当社では、航空宇宙産業界特有の要求事項を満足させるため、2008年11月に名古屋工場が認証を取得しました。明石工場も2014年に取得しましたが、航空機関連の仕事を名古屋工場に集約することになり2020年3月末をもって認証を返上しました。
Nadcapは、米国のNPOであるPRI(Performance Review Institute)が航空宇宙軍需産業における特殊工程作業に対して審査する国際的認証制度です。

JIS Q 9100 及び Nadcap 認証取得状況
認証取得工場 認証取得年月 登録番号 登録活動範囲
JIS Q 9100 名古屋工場 2008年 11月 JQA-AS 0044 航空宇宙産業用部品の表面処理(溶射加工)
Nadcap 2014年 3月 9676204446 航空宇宙産業用部品の表面処理(溶射加工)
スクロールできます

お電話でのお問い合わせ

078-303-3433

営業時間 8:30〜17:00(土日祝休み)

フォームでのお問い合わせ

会社カタログのダウンロード