サステナビリティ環境気候変動対策
トーカロは、気候変動対策として、再生可能エネルギーの利用をはじめ、CO2排出量削減のための取り組みを進めています。
地球温暖化の防止
節電対策を徹底し、省エネ機器の導入を推進するとともに、積極的に再生可能エネルギーの利用を図っています
当社連結の主なCO2の排出要因はエネルギーの使用によるもので、化石燃料由来の一次エネルギーである灯油、軽油、LPGおよび都市ガスや、二次エネルギーである電気があげられます。これらをCO2換算すると、電気によるものが全体の83.49%にあたり、CO2排出量のほとんどを占めています。
トーカロでは、きめ細かい節電を実施することは当然のこと、省エネ機器の導入、老朽化機器のエコ製品への更新なども行っています。
また、発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギーの利用を推進するため、太陽光発電による電力の自家消費や、再生可能エネルギー由来の電力購入を進めるなど、CO2排出の抑制策を積極的に展開しています。
2024年度の電力量は、前年に比べ3%増加しましたが、売上あたりの電力量は10%減少しており、省エネ活動の効果が出ています。また、2024年度のCO2排出量は前年に比べ9%削減しました。売上あたりのCO2排出量も前年に比べ21%減少しており、CO2排出量削減の取り組みの効果が出ています。


- 2020年度以降、購入電力由来のCO2排出量は、調整後排出係数を適用しています。
- 2021年度からCO2ガス、2022年度からはアセチレンガスを追加しています。



TOPICS
太陽光発電の活用~晴れの国おかやま・倉敷工場~
年間降水量が少なく、「晴れの国」と呼ばれる岡山県。その岡山県内で、2022年4月に倉敷新工場の稼働を開始しました。ここは、屋上に約3,500m²分の太陽光パネルを設置した、当社初の本格的な自家発電工場です。
倉敷工場において、2024年度太陽光自家消費率は19%となりました。
消費電力を自家発電でまかなうことで、CO2排出量削減に貢献するものと期待しています。
また、他の拠点でも太陽光パネルの設置を進めており、2024年6月時点で全ての工場と技術サービスセンターで太陽光パネルを設置して、自家発電を開始いたしました。
生産の高効率化の取り組みはもちろんのこと、自家発電での再生可能エネルギーを導入することで、より一層の環境負荷低減・温室効果ガス排出量の削減に努めていきます。


CDP2024の「気候変動」調査において「Bスコア」、
「水セキュリティ」調査において「B-スコア」を獲得

第三者検証
データの透明性と信頼性の確保を目的として、2024年度実績(2024年4月~2025年3月) の温室効果ガス排出量(Scope1, Scope2 および
Scope3)や、水使用量、産業廃棄物排出量を対象に、第三者検証を受審しています。
今後も、検証対象の拡大やデータの信頼性の向上など、継続的な改善に努めていきます。

