サステナビリティ社会ダイバーシティ
当社は、持続的成長を実現するための重点課題(マテリアリティ)として「多様な人財の育成と活躍」を掲げています。社員が個性と能力を発揮してイキイキと働くことができるよう、人財育成と社内環境整備に取り組んでいます。
さらに当社の労働条件が法令等で定められる基準以上になることを遵守するとともに、会社側の幹部と労働組合の幹部で構成される労使懇談会を年6回程度実施し、より充実した職場環境や待遇の実現に向け協議を重ねています。
ダイバーシティ推進活動
ダイバーシティの推進体制
多様な人財がイキイキと働きやすい会社となることを目標に、2020年7月、ダイバーシティ推進委員会の活動をスタートしました。ここでは、性別や年齢、所属の垣根を超えたさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが、改善に向けて建設的な意見交換や情報収集を行い、社内規程の改定に繋げました。さらに、広報パンフレットやポスター制作など、積極的な活動を展開してきました。
そして、2022年2月、この活動をさらに強化するために、専門部署であるダイバーシティ推進室を設置しました。現在、重点課題として掲げている女性活躍推進につながる取り組みはもちろん、働く人にやさしい職場環境づくりも前向きに推し進めています。
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VOICE
着実にダイバーシティ推進を進め、従業員がイキイキと働ける風土をつくる
若林由香 (人事総務部 ダイバーシティ推進室)
2022年4月に発足した「ダイバーシティ推進室」では、多様な人財がイキイキと働きやすい会社の実現をめざし、女性活躍推進やよりよい働き方、職場環境づくりのための施策を全社に向けて展開しています。
2022年度は「部署運営の本稼働」「認知度向上」に注力し、社内報での積極的な広報活動や参加型イベントを実施しました。また、「管理職向けの双方向型研修」を実施し、全管理職を対象にしたアンケートでは、9割の管理職から「当社のダイバーシティが進んだ」と回答を得られました。取り組みの成果として、社内からの注目度とダイバーシティの推進度が向上したことを強く実感しました。
今後は、ワーク・ライフ・バランスの整った職場環境づくりを目指すことはもちろん、性別や国籍などに関わらず多様な人財が活躍できる風土づくりに取り組んでまいります。特に、今後のグローバル社会では、多様性を受け入れ、広い視野を持つことが必要です。多様性からイノベーションが生み出されるよう、オープンな空気を取り入れたいと考えています。
約1年半の業務を通じて、多くの部署や職種の方と出会えました。中でも、社員のご家族を招待したファミリーイベントでは、「ひとりの社員を何人もの家族の方が支えている」ことを改めて実感しました。社員ひいてはご家族の方、会社、社会の「三方よし」が叶う会社に近づくよう、一歩一歩進めていきたいと考えています。
雇用管理区分 | 女性の競争倍率(A) | 男性の競争倍率(B) |
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総合職 | 3.57 倍 | 4.20 倍 |
技能・事務職 | 0.33 倍 | 1.00 倍 |
直近の事業年度における労働者一人あたりの各月ごとの時間外労働及び休日労働の合計時間数(単体)
時間外労働と休日労働の合計が、全ての雇用管理区分で各月全て45時間未満である。
直近の3事業年度における通常の労働者への転換等、中途採用及び再雇用の状況
直近の3事業年度 | 実施した措置 | 人数 |
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令和2年度 ~ 令和4年度 | ア 通常の労働者への転換、派遣労働者の雇入れ | 8人 (派遣登用、準社員登用) |
イ キャリアアップに資するような雇用管理区分間の転換 | 14人(同上) | |
エ おおむね30歳以上の女性の通常の労働者としての中途採用 | 15人 (上記該当者含まない) |
ワーク・ライフ・バランスの確保
制度拡充と意識改革を推進
当社は、ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、労使による長時間労働の削減や年次有給休暇の取得奨励はもとより、少子高齢化が急速に進む中で従業員の仕事と子育ての両立を支援する取り組みとして、育児休業制度を設けています。さらに、妊娠中および出産後の健康管理に配慮した労働環境の整備も行っています。
また、家族介護を行いながら働く従業員にも配慮し、職場の意識や職場風土の改革とあわせ、働き方の改革に取り組んでいます。
2023年3月には不妊治療休業規則を導入し、不妊治療と仕事の両立支援も積極的に推進しています。
外部評価
くるみんプラス認定
有給休暇取得率、育児休業・介護休業取得率については「ESGデータ集」を参照ください。